こんにちは。イギリスの永住権獲得のために必要な教養資格、「Life in the UK」について、前編の今日は受検準備と事前勉強に関する体験記を書こうと思います。これからLife in the UKをこれから受けよう、という皆様の役に立てれば幸いです。
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公式ブックを購入したが。。。
今年初めに公式ブックを購入した、という話をしました。
その後どれくらい勉強したか、というと、実はその後、テストの予約をするまでほとんど開いていません。。。
公式なので「これを読めば」と思っていたのですが、どこがテストに出るのかわからない(どんなテストかわからない)ので全部がんばって覚えようとしたら、とても退屈だということに気づいたからです。なので本当に10月まで全然勉強していませんでした。
公式ブック以外にも選択肢があるが、「年」に注意
ちなみに、「公式」と呼べるものは、イギリスのHome Officeが発行してるものです。それ以外にもたくさん選択肢があり、別に「公式」に拘る必要はないと思いますが、とくにガイドブックではなく問題集を買うときには「いつ」のものかに注意が必要です。毎年傾向が少しずつ変わっていくみたいで、古いものだけやっていると「こんなの知らない」という問題が出てくる可能性が高まります。
Trinity College英検合格がきっかけに
以前もお話ししましたが、思いのほかちょっとの努力で永住権のための英語資格を取ることができたので、「いけるんじゃないか」と自分の中の何かが盛り上がりまして、その勢いでLife in the UKのアプリを購入し、「失敗してもいいから」と最も直近の休みの日(約1週間後)にテストを予約してしまいました。
直近の日付にしたのは、アプリで勉強してみて、また本番がたった24問でしかもそのうち18問正解すれば合格ということで、なんだかいけそうだと思ったのと、短期集中で覚えまくって臨む戦略をとることにしたためです。
したがいまして、予約してからはアプリをひたすら繰り返し勉強しました。
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アプリで勉強してから、整理したいところを公式ブックで確認するのが良い
アプリでひたすら問題を解いていて、「Walesの聖人はだれだっけ?」「じゃあScotlandは誰だっけ?」「このできごとに関連する問題多くない?』と、ちょっとテーマごとに整理したいな、という部分が出てきました。ここでやっと公式ブックの出番が。改めて読むと、なるほどなあという部分が多くあり、すばやく理解することができました。
なので、これからLife in the UKテストを受ける皆様には
アプリ→公式ブック
の順で取り組むことをお勧めします。
GOVのサイトで予約
予約するにはアカウントを作成する必要があります。パスポートやBRPカードを用意して登録してください。登録すると、自分の家の近隣の試験センターを紹介してくれます。
テストは到着から終了まで1時間〜1時間半を見ておけば大丈夫です。ちなみに僕は帰りに買い物がしやすいHounslowのセンターを予約しました。
住所を確認できるドキュメントを準備する
パスポート、BRPカードには住所がないので、別途住所を証明できるドキュメント(原本)を用意する必要があります。
- 水道、電気など公共料金のBill(直近3ヶ月以内)
- 運転免許証
- 銀行のStatement(原本)
などが有効です。僕はほとんどを電子化してしまっていて、また運転免許証の住所がまだ古いままなので、用意するのに手こずりました(後編で述べます)。なので同じ方(そうそういないと思いますが)はご注意を。最寄りの銀行でStatementを印刷してもらうのが簡単そうです。
テスト当日までひたすら模擬テスト
アプリで一通り勉強したら、あとは模擬テストを何度も試して完成度を上げていきます。僕は面倒なのでアプリ一筋でしたが、模擬テストを公開しているサイトがいくつかありますので、そちらも取り組むとより良いと思います。
トイレや風呂に入りながら、レジを待ちながら、寝る前にベッドで、と暇を見つけてはスマホに向かっていました。決して苦痛ではなく、「へえ、そうだったんだ」とイギリスをさらに知ることができる楽しさもありましたし、スマホでゲームしているよりははるかに健全だったと思います。
いざテストセンターへ
こんな感じで、実質6日間くらいの短期集中勉強で本番を迎えました。次回は、本番のテストがどんなものだったか、実際に受けて感じたことを中心に書きたいと思います。
それではまた。
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