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【体験記】Trinity College’s GESE Grade5 Testを受検する 〜前編〜

【体験記】Trinity College’s GESE Grade5 Testを受検する 〜前編〜

こんにちは。今日は先日紹介したTrinity College’s GESE Grade5について、試験の観点や準備のポイントなどについて、より詳細に書きたいと思います。

なお、この内容は永住権(Indefinite Leave to Remain)に必要なListening & Speakingテストのものです。ご注意ください。

試験の概要

10分間の試験官と1対1の会話テストです。テストは2つのパートに分かれていて、それぞれ5分。

  • 前半…受検者が事前準備したTopicに基づく会話
  • 後半…試験官が用意したTopicに基づく会話

という構成で、どちらのパートも最後1分くらい、受検者から試験官への逆質問の時間があります。

10分なので、しゃべっているとあっという間に試験終了です。答えに詰まっている時間が長いと評価されなそうです。

試験官は何を見ているか

以下、参考書の内容を記載します。

まずおさらいですが、このテストはCEFRのB1レベルに該当します。B1レベルは具体的にいうと、

  • 仕事、学校や遊びの場面で頻繁に経験する身近な事柄に関する明確で標準的な情報の要点を理解できる。
  • その言語が話される地域を旅行する間に起こり得るほとんどの状況に対応できる。
  • よく知っている話題や、個人的に興味がある話題に関して、単純な文を繋げることができる。
  • 経験、出来事、夢や希望、志について語り、自分の意見や計画に対する理由や説明を簡単に述べることができる。

という英語力です。まず、このことを念頭においてください。この基準に基づき、試験官は下記の観点を大切にしているようです。

  • 未来の計画や未来に起こることについて語っているか
  • 何が好みか語っているか
  • 最近の出来事や経験について語っているか
  • 理由を述べているか
  • どのくらいのスパンの話をしているのかきちんと伝えているか
  • 量や数について語っているか

前半パートでも後半パートでも、この観点での質問がくる可能性が高いので覚えておくと良いと思います。

また、発音の良さや流暢さは特に気にしていないようです。受検者のほぼ全員がネイティブスピーカーではないので、日本なら日本の、インドならインドの訛りがありますが、それらは許容されます。その上で、「きちんとコミュニケーションが取れているか」が見られます。

僕で言えば、多くの日本の皆さんと同様、巻き舌が全然使えず、文法もめちゃくちゃです。きっと多くの日本人がそのことにコンプレックスを感じているのではないかと思います。でもこちらにきたら、インド人や中国人の英語なんて全然聞き取れないということに驚きます。それでも彼らは堂々としているし生活できています。僕もそれを見習って、「とにかく通じるように」カタコトでもはっきり、ゆっくり話すようになったら、会話できるようになりました。テストでは、そのような英語でいいということです。

もう一つ、知識や教養についても見ていないのでお気になさらず。難しい単語や文法を駆使する必要はありません。難しい単語で流暢に正しい文法と発音で話せれば当然高得点ですが、それはB1レベルで求められることではいとのこと。自信を持ってゆっくり、伝わるように答えるのがポイントです。

前半パート:「事前準備のTopicに基づく会話」について

前半5分のトークテーマは自分で設定できます。

ネットから申し込みをすると、「サイトから用紙をダウンロード、印刷して記入の上、当日持参ください」という指示があります。指示に従い、以下の用紙をダウンロードします。

テストでつかわれるTopic Form

日本人には馴染みが浅い、「マインドマップ」と呼ばれるものです。中央に中心となるトピックを一つ書き、関連する項目を周囲に書いてつなげていくもので、ヨーロッパの授業ではよく使われます。

例えば中央に「My Job」と書くと、周囲には「My daily duties」「Why I enjoy this job」「My future at work」などとトピックを立てていくのです。

これを試験官に提出し、試験からそれに関する質問があり、それに答えていくという形式でテストが進んでいきます。

どんなTopicがいいか

わざわざ難しいテーマを選ぶ必要はなく、自分が話しやすい内容にするのが良いそうです。具体例は、

  • My best holiday ever
  • Film I enjoy
  • My job
  • Place i visited in the UK
  • My family
  • My home town
  • My country

などなど。サブトピックが書きやすく、質問に答えやすいものが良いです。僕の場合、英語を使うのは仕事場がほとんどで、その分野なら知ってる単語も豊富ですから、迷わず「My job」を選びました。

後半パート:「試験官が選んだトピックに基づく会話」について

後半5分は試験官がランダムに用意したテーマ2つに関する会話です。日常会話のテーマが選ばれますので、それほど意識しなくて大丈夫ですが、「〇〇について説明してください」と言われ、単語や1文で答えるのではなく、ある程度長い文章で会話しなければならない状況になるので注意です。

  • 良く取り上げられるトピックは下記の通りだそうです。
  • フェスティバル
  • エンターテイメント
  • 最近の出来事
  • 音楽
  • 交通

例えば交通だと「今日どうやってきたの」から始まり、それに説明すると、さらにその内容に質問してくる、という感じです。

フェスティバルは「最近行った?」とか訊かれても行ってなかったりするのですが、会話を弾ませるために少し昔の記憶でも最近のことのように話すといいと思います。なので、あらかじめ準備しておきましょう。

どちらのパートも最後に自分から質問する時間がある

各パートの最後の1分くらいで、「質問をどうぞ」と言われます。話している内容に基づき、試験官に質問しましょう。

例えば「My Job」について話していたのであれば、「あなたの仕事はどうですか。どんなことが楽しいですか」などと訊く感じです。あらかじめ定型文をいくつか覚えておけば余裕で乗り切れます。

出てきた答えにさらに質問を被せると「ちゃんと聴きとれているな」と判断されるのでグッドです。

いざ、本番

参考書はとても薄いものでしたが、10分間のテストですからそれほど語ることもないということでしょう。さらっと読んで、Topicと想定される答えをいくつか書き出したら準備完了です。

後編はいざ、本番。実際のテストの体験記を書こうと思います。

それではまた。

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