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iPhone 6s からiPhone XRに乗り替えて2週間後に感じること

iPhone 6s からiPhone XRに乗り替えて2週間後に感じること

こんにちは、technukです。

10月26日の発売日に購入したiPhone ⅩRを使い始めて約2週間が経ちました。

操作もこなれてきて、自分の方も乗り替えに対応した感じです。

そこで、iPhone 6s時代のことを振り返りながら、改めて6sとⅩRを比較し、ⅩRに感じることを書きたいと思います。同じく乗り替えを考えている皆さんの参考になれば幸いです。

重いは重い

6sから乗り替えを検討している皆さんが一番気にしているのがサイズアップと重さアップですよね。はっきりと、「6s時代と同じ頻度、同じテンポでは使えない」と伝えておきます。

50gの違いは、意外と大きい。

具体的には

  • 使わないときに机に置くことが多くなった
  • 机に置いたまま操作することが多くなった
  • 歩きながら使う頻度が減った
  • 片手持ちは握りしめて持つようになった(小指に底部を乗せない)

などの変化が起きました。

これまでの、「ちょっと間ができるとすぐにiPhoneを見る」というスタイルではなくなりました。これを良しとするかどうかでⅩRの評価は分かれると思います。このスタイル変更を良しとしない人は、8かⅩSを買うしかないです。

僕自身は、買う前はこれまでの使い方にこだわりがある方だと思っていましたが、意外と変わっても特に困りませんでした。

「前のが良かった」と思うことはなく、「これでいいや」という感想です。

片手操作はできなくはない(しにくい)

サイズもアップということで、以前も書いた通り、片手で持つときは握りしめるように持つのが基本になりました。当然文字入力など細かい操作はしにくいので、そのときは親指以外の4本の指の上に、ほとんど地面と平行になるように乗せてバランスをとり、親指で入力していきます。

握りしめるように持ち、手のひらの親指側の土手で支えるスタイル

この4本指に乗せるスタイルの時に困るのが、ホームバーに触る動作と画面上部を押す動作のどちらかは犠牲になってしまうということです。ホームバーを重視して下寄りを持つと上部に親指が届かず、また、画面上部を意識して重心付近を持った場合は親指を結構伸ばさないとホームバーにたどり着きません。

片手持ちができないことはないので、「ああ、不便」と嘆くまでではないのですが、これまでのように意識せず片手持ち、片手操作ができていた6sとは決定的に違うといえます。

このスタイルの変更にも抵抗がある人は、8もしくはⅩS(ひょっとしたらⅩSでもギリギリかもしれません)を購入することをお勧めします。

電池もちがハンパない

これは嬉しい変化です。6sはそもそも電池がもたないと言われていた機種です。6sを使っていた時は、下記のパターンでストレスを溜めていました。

  • 1日、それほど頻繁に使ったつもりでないときも、夜にはだいたい60%くらいになっている
  • 60%だからいいか、と寝るときに充電をしないと朝を迎えたときにはなぜか50%を下回っている。
  • 充電2日目は残り10%くらいでギリギリでしのぐか、もしくは日中のどこかで充電する
  • 外出でナビなどを使う時は1日もたない

僕は大事に使いたいので、電池寿命を長持ちさせるため、充電回数をできるだけ抑えたいんですが、そうさせてくれないこと、常に充電をどうするか計算することが無意識にストレスでした。

ⅩRに変更したら、そのストレスから解放されました。6s時代と同じ使い方でも、余裕で2日はもちます。2日目の夜にのこり20〜30%くらいになっているので、そこで充電します。

電池のもちは約1.5倍。2日もつかどうかはこの差が大きい

 

外出時は100%に充電しておけば、ナビに使い、ネットをガンガン使っても、1日余裕でもちます。この心強さ、安心感がハンパなかった。電池の改良はとても大きなメリットでした。

大画面は慣れるが贅沢感はある

ベゼルレス&6.1インチの大画面は迫力があり、贅沢感があります。

実は大画面で「おお!」となるのは最初だけで、今は慣れてしまいました。操作上、視認領域が増えたことによるメリットはそれほど大きいものではないのだと思います。強いて言えば、

  • 以前より画面から離れてみるようになった
  • スクロールの頻度が減った

という変化がありました。

それよりも僕の中で大きいのは、全面が画面なのでデザイン的にとても自然な感じがしてることです。そもそもデザインを気に入って購入したⅩRなので、使うたびに贅沢感と愛着が湧きます。一方で3週間たった今、改めて6sを眺めると、やっぱりチープだなと思います。このあたりは好みの問題だと思いますが、僕がⅩRにとても満足しているところです。

その他の変化

今まで述べたことに比べ、以下の内容はそれほど大したことではありません。でも、乗り替えによって変化のあったこととして、書き出しておきます。

  • カメラ(特にポートレート)の使用頻度が上がった
  • ATOKの使用頻度が上がった

ポートレートの機能は、出来るだけ一眼を持ち歩きたいと思っている僕にとって、それをしなくていいと割り切れる機会をより多く作り出してくれました。人物を撮る場合、とにかく背景がうまくボケていれば絵になるんですよね。これまでなら一眼を用いてその機会を作っていましたが、そうする必要がなくなった(もちろん真剣な撮影では一眼が必須ですが)というのは外出スタイルの変化ということができます。

もう1つは、面白いことですが、ATOKの使用頻度が上がりました。

これまでと異なり、キーボードの下側に、地球儀マーク(iOS上のキーボードの切り替え)が常時表示されるようになりました。そのため、

  • 地球儀マークをタップ→OS上のキーボード切り替え
  • ATOKキーボード上のAマークをタップ→ATOK内のキーボード切り替え

とスムーズにキーボードを切り替えることが可能になりました。この変化はなかなか便利で、タイピングがより快適になっています。

ATOKキーボードの下に、デフォルトキーボードの地球儀マークがあり、複数のキーボードの切り替えが容易に

乗り替えて良かったか

はっきりと「良かった」とお伝えします。

ⅩRにしたことで、上述の通り、使用スタイルは変わりました。これを良いと思うかどうかは人それぞれですが、僕は全然構いません。

4sから6sにした時も、サイズ、重量がアップしましたので、「持ちにくいな」「ポケット内で存在感があるな」と感じたものです。また、そのことにより使用スタイルは変化しています。ですので、今回もまた変化した、それだけのことです。

それに対し、やはり3世代も先の機種への乗り替えなので、機能的な進化は眼を見張るものがありました。「iPhoneを使う」というときに、これまで以上の「iPhone」体験を与えてくれます。この満足値の方が大きかったです。

例えiPhone 8に乗り替えたとしても「進化」に対する驚きは感じることができたと思いますが、7万円払ってiPhone 8に乗り替えるなら、もう少し予算を足してⅩRを選択したほうが、得られる体験、贅沢感は大きいと思います。

以上、iPhone ⅩRを購入して2週間現在の感想です。乗り替えを検討している皆さんの参考になれば幸いです。

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