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イギリスの永住権 “Indefinite Leave to Remain” ビザについて

イギリスの永住権 “Indefinite Leave to Remain” ビザについて

Tier2 General(5年)のビザ期限が切れた後もイギリスに残るために

イギリスのビザ制度の “Indefinite Leave to Remain” について説明したいと思います。

Indefinite Leave to Remainについて

“Indefinite Leave to Remain” とは直訳で「無期限に残るままにする」という意味です。簡単に言えば「永住権」です。

「Tier 2 General(一般就労ビザ)」の年数は通常5年(最大6年)です。どんな仕事でも5年で帰らなければなりません。6年以上イギリスに留まりたいと思ったら、 “Indefinite Leave to Remain” の申請が必要になります。

参考記事:イギリスのビザ(VISA)制度について

 “Indefinite Leave to Remain” (= SET(O))の申請

ポリシーはコロコロ変わるので注意が必要です。最新版のURLを貼っておきます。

SET(O)とは “Settlement (other)” の略みたいです。”Settlement” は「定住」。普通イギリスに定住するのはイギリス人(=イギリス国籍を持つ人)ですが、それ以外の人が永住する場合がSET(O)ということです。

先ほどのリンク先に申請方法(ガイダンス)のファイルがあるのでダウンロードして読んでみてください。僕は就労ビザ(Tier 2 General)で入国しているので、Tier 2に関する記述を見てみましょう。

申請条件の概要

  • 5年目が終わる28日前から申請できる
  • 英語力とイギリス生活に関する知識があることが条件
  • 最低所得は£35,000
  • 申請料金は一人£2,297

以下、簡単に解説していきます。

5年目が終わる28日前から申請できる

申請時期に関する記述

Tier 2で5年働いたら、5年目が終わる28日前から申請できます。

英語力とイギリス生活に関する知識があることが条件

Life in the UKという謎テストを受けなければならない

英語力は、CEFRでB1レベルですから、iELTSで4.0以上ですね。スピーキングとリスニングだけで良さそう(リーディングとライティングはいらない?)な書き方ですね。B1は英検2級レベルで、Tier2 Generalのビザ取得の条件と一緒ですので、難しくは無いと思います。

問題はLife in the UKというテストですね。イギリスの一般常識に関する問題だそうですが、どう考えてもイギリス人でも知らないようなことも訊かれるそうです。

オフィシャルハンドブックがあり、ネットで練習もできるみたいなので、今度時間のあるときにやってみようと思います。

なお、試験は£50かかるらしい。。。

最低所得は£35,000

これもTier 2 Generalと同じ条件でしょうか。

申請料金は一人£2,297

申請料金。ずいぶん高額。。。

かなり高額ですね。正直、ビビります。

条件が整ったらSET(O)の申請用紙に記入して提出へ

英語とLife in the UKの条件を整えるのが大事そうですね。早めに準備しておこうと思いました。

次回は、Life in the UKを記事にしたいと思います。

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