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Apple School Managerの導入① 〜Apple School Managerとは〜

Apple School Managerの導入① 〜Apple School Managerとは〜

生徒用に共有iPadを管理する

こんにちは。
学校ではIT部門にも携わっているのですが、先学期末にiPadを新たに10台購入し、Apple School Managerで管理を始めたので、その話をしようと思います。

Apple School Managerとは

Appleが提供している学校向けツールです。ブラウザでアクセスし利用します。

導入メリットがいろいろ書かれていますが、以下が大きいです。

  • 管理対象Apple IDを作成できる
  • ひとつのiPadを複数IDで共有できる
  • アプリケーションや本を教育機関向け割引で一括購入できる

これらの機能を駆使すれば、

  1. 授業でiPadを配る
  2. 教材を各iPadに配布する
  3. 授業後に回収
  4. 次の別の授業で利用

という使い方や、

  1. 放課後や自習時間に生徒が各自のIDにログインして使う
  2. 終了時に回収

という使い方ができるのです。とてもいいですよね。

ひとつのiPadを複数IDで利用できるようになる

導入しない手はない

というか、Apple School Managerを利用する以外に、学校で複数のiPadを正しく運用する方法は無いのではないかと思います。

Apple IDは個人単位での作成が基本です。IDをひとつ作れば、5個までのiPadをひとつのIDに紐づけられます。
しかしそこまでです。クレジットカードの登録をどうするか、といった問題や、ダウンロードしたアプリを生徒に共有させていいのかといった問題がおこります。
また6台目を購入したら新しくIDを取りなおさなければなりません。資産は当然引き継げません。
個人IDでは複数iPadの管理は困難なのです。

クラスルームアプリで授業管理も可能

導入はとても面倒

ただ、導入には非常に苦労しました。

iPadを導入している学校は増えていますが、大きな学校や公立の学校でしたら、きっと業者や事務の方が導入まで導いてくれるのでしょうね。
残念ながら我が校は小規模校で、しかもイギリスにあるという非常に面倒な環境です。
全部自力で(ときおりスタッフの力をお借りして)導入までこぎつけました。

個人と違うので、説明しているサイトもとても少ないです。
何度か罠にかかってしまいました。

もちろん様々なハードルを乗り越えて運用が始まっているので、もし同じような悩みを抱えている先生がいらっしゃったらぜひ本サイトを参考にしてください。

次回以降、複数回に分けて掲載していこうと思います。

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