あのニュースがあったので
こんにちは。昨年暮れのことですが、「バッテリーが劣化したiPhoneについて、Appleが意図的に性能を落としている」という報道がありました。
僕は6sを2年間ほど使っているのですが、たしかに最近動作がモッサリしてきて、寒いからか残量40%辺りから急激に残量が減っていき、シャットダウンするというようなこともありました。言われなければ、iOSのアップデートにハードが追いついていないのかな、程度だったかもしれません。
ちなみに、普通に使っていれば1日電池が持たないということはありません。1日半といったところでしょうか。
2年使っていればそろそろ買い替えの時期で、iPhone8やiPhoneⅩが魅力的です。でも、僕はスマホにそこまでの高性能を求めていないのと、6sを気に入っているので、長く使いたいと思っています。(SEが新しくなったら検討します。)
なので、今回は電池を交換してもらうことにして、アップルストア銀座に持ち込みました。
銀座のアップルストアにて電池交換
12月28日の17時にGenius Barを予約し、預けました。修理は2時間かかるということで、銀座で暇つぶし。19時過ぎに無事ゲットできました。8,800円(税抜)でした。持ち込まれる方は一応、持ち込み前にバックアップをとっておくことをお勧めします。
預ける時に店員さんの機器で計ったところ、電池の容量は出荷時の85%とのことでした。あれほどモッサリしていたのに、意外と劣化していなかった。充電回数カウントは370くらいだった気がします。交換後はとても快適に、キビキビ動くようになりました。
iPhoneは基本的に性能がいいので、この交換でかなり延命できてしまいますね。
バッテリー交換プログラム値下げと知る。。。
ところがその翌日、Appleから「バッテリー交換を値下げする」というお知らせが。
「2018年末まで一律3,200円」と発表されました。
本件に対する対応としては丁寧です。ただ、もう1日早く言ってほしかった。
バッテリー交換により快適になったのはいいのですが、1日違いで5,000円以上も差があると、ちょっと悔しいですよね。
そもそも、自分で交換できるならそれに越したことはないです(サードパーティ製の専用キットは売っていますが、4sの頃に比べると難しい)。8,800円、若干高いなという気持ちもありました。
まさかの良対応
なのでダメもとで問い合わせてみました。
交渉ではなく、こんなことがあってねと。
するとスルスルと話が進んでいき(部署を4回くらい跨いだので、その都度保留メロディー地獄と確認待ち地獄に遭いましたが)、なんと銀行口座に返金手続きをしてくれるとのこと。
こんなこと、あるんですね。
もし同じ境遇の方がいらっしゃったら、一度問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
意図的に性能を落とすのはいただけないが、その後の対応は良かった
Appleはたまに今回の一連の報道のような「おや?」と思うことがあります。企業なので利益を追求していますしね。
でも、非があるのを認めた後の対応は良いと思います。僕の場合は遡って対応してくれたのですから。サポートがしっかりしていて、こういうとき、本社と現場がスムーズに連携をとれているな、と感じます。
僕のiPhone 6sはこれでしばらく安心して使える状態になったので、欲しい機種が出るのをゆっくり待つことにします。
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