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2019年のApple製品、まずは無印Macbookのアップデートに期待

2019年のApple製品、まずは無印Macbookのアップデートに期待

あけましておめでとうございます。technukです。
僕は今回の年末年始も日本で過ごしました。
まず帰国してすぐに健康診断に行きまして、1年間の不摂生の影響を確認しました。結果を見るのがちょっと怖かったですが、意外と問題なかったので安心し、直ちに贅沢三昧(おもに食事)して帰ってきた次第です。やっぱり日本の料理は最高ですね!

買い物は不発

また、年末年始は買い物にとってもいいシーズン。カメラや衣服やPC製品関連で、歳末セールや初売りでいいものがないかな、とずっと探していたのですが、こちらは不発でした。Appleの1月2日のギフトカードキャンペーンも、昨年よりパワーアップしていましたが、Mac製品を眺めながら「本当に今いるか?」と自問し、結局「いらない」という結論に。昨年iPhoneを買い替えただけで、今の僕は十分間に合っているのです。

最近のAppleはマーケティングに失敗しているのでは?

新年早々、Appleの業績下方修正のニュースがありましたね。GAFAが話題となっている中での失速ですから、アメリカや日本の株価にも大きな影響を与えています。

 

中国とアメリカの関税合戦や中国そのものの経済悪化が背景にあるとのことですが、最近のApple製品に対する僕の不満は、多くのガジェット系記者と同様ですが、「必要ない付加価値による高価格」ということ。iPhoneもMacもローエンドモデルが軒並み値上げという高価格路線ですが、それがマーケティング的に失敗しているんじゃないかと思っています。

数年前までのAppleは、製品をバージョンアップしても価格は一緒とする(=値上げしない)ことでお得感を演出し、買い替え需要を喚起していたと思います。

  1. Apple好きは毎年買い替える
  2. 旧モデルはリセールバリューがあるので下取り
  3. ローエンドユーザーは中古で満足

という、まるで外車の市場のような状態だったと思います。
しかし最近は「新製品は値上げします。安いのがいい人は旧モデルも引き続き販売するからそちらを買ってね」という高級化路線なので、今のモデルを売って新製品に買い替えようと思っても、買い替えコストが高い

  1. 新製品が欲しい
  2. 所持品を下取りに出しても買い替えコストが高い
  3. そこまでして必要なバージョンアップではない
  4. 今の製品を使いつづける(=買い控え)

という動きになり、買い替えサイクルが鈍化しているのだと思います。

2019年は今のApple製品を(極力)使いつづける

僕が現在所持しているApple製品は

  • Mac mini(2014)…ファイルの管理、自宅用(母艦)
  • Macbook Pro 15インチ(2015)…仕事、写真・動画編集用
  • iPad Pro 10.5インチ(2017)…モバイル用
  • iPhone ⅩR…携帯
  • iPod Classic…音楽

で、どれも満足していますし、使い分けもできています。

出かけるときはいつも一緒のiPad Pro 10.5インチ

強いて言えば、Macbook 12インチかMacbook Airがあると、モバイルで仕事寄りの使い方がしやすいなと思うくらい。でも15インチMacbook Proを持ち出すこともできるし、常にモバイル通信可能なiPad Proで済ませることも多いので、マストではありません。

新しいiPad ProとMacbook Airは、発表当時めちゃくちゃ欲しくなりましたが、結局見送りました。理由は上述のとおり。とくにiPad Proの方は、10.5インチを下取りに出しても買い替えコストは約10万円もします。それなら、今気に入っている10.5インチを使い続けます。

関連記事:【Appleイベント】iPad Pro(2018)が登場!でも10.5インチがあるので思いとどまる

Appleの戦略の方針転換はあるか?

Appleは新モデルのMacbook Airで「100%リサイクルのアルミを使用しています」とアピールしていました。たとえコスト高、買い替えサイクル鈍化となってもブランド力をあげることとソフトウェアサービスで利益を上げることに注力するのであれば、今の価格状況が続くかもしれません。

環境配慮を謳う新型Macbook Air

でも、株価の下落が示すように、おそらくこの路線は現状失敗中です。そしてもしAppleがそれを良しとせず、路線変更をする(=ハードウェアで儲けるかつてのAppleを目指す)ならば、

  • 全体的に値下げする
  • ローエンドモデルを販売する
  • 現価格でも需要を喚起できる革新的な価値を付加する

のいずれかしかありません。僕のような人間(というか大半の人々)にはこちらの方がありがたいと思っていますので、今年のAppleが方針転換してくれることを願っています。

まずはMacbookに期待

現状のMacノートのラインナップは

  • Macbook Pro 15インチ…258,800円(税別)〜
  • Macbook Pro 13インチ(Touch Barあり)…198,800円(税別)〜
  • Macbook Pro 13インチ(Touch Barなし)…142,800円(税別)〜
  • Macbook Air 13インチ(新)…134,800円(税別)〜
  • Macbook Air 13インチ(旧)…98,800円(税別)〜
  • Macbook 12インチ…142,800円(税別)〜

となっています。Macbook Air 13インチ(旧)は無視すると、最安はMacbook Air 13インチ(新)となっています。

こちらが”Air”を名乗るべきだと思うくらい、「軽さ」以外に取り柄がなくなったMacbook

こうしてみると、無印Macbook 12インチとTouch BarなしのMacbook Pro13インチのスペックと価格設定が中途半端です。特に無印Macbookのほうは、価格が安いMacbook Airとスペックが逆転し、「軽さ」以外にアドバンテージがなくなっています。前回のフルモデルチェンジが2015年ということもあり、今年早め(少なくとも6月中まで)になんらかのテコ入れがあるはずです。例えばTouch ID搭載、Thunderbolt 3スロット増加などの機能強化、もしくはCPUとキーボードを強化しつつ、12万円台に価格を下げて最安のMacノートになるなどの可能性があります。僕としては後者の方に期待してしまいますね。

一方、Touch BarなしのMacbook Pro13インチのほうはTouch IDを搭載するか、あるいはAirの方に役割を託し、ディスコンとなる可能性もあります。

こうやって書きながら、なんだかんだ、Appleがいい意味で予想を裏切ってくれることを期待してしまう自分がいます。前回の新製品カンファレンスもとてもワクワクしながら観ていたので、今年も楽しみにしています。

いつも楽しみなAppleカンファレンス

それではまた。

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