今は時期じゃない

こんにちは。technukです。10月30日のAppleのイベントはアップデートのオンパレードでしたね。

新しくなったMacbook Air、Mac miniもさることながら、特に大きな変化があったのがiPad Proです。

10.5インチ（2017）と同じ大きさで11インチに大画面化

10.5インチ持ちとして最も羨ましいのが、ホームボタン廃止＆Face ID採用により、11インチに大画面化したことです。

実は僕はこれまでFace IDの精度をあまり信頼しておらず、敬遠していたのですが、iPhone ⅩRで使ってみて、それは杞憂だったと気付きました。Face IDはかなり精度が高く、便利です。

なので、新型iPad Proで横向きにも対応したFace IDは、iPad Proの使用をさらに便利にしてくれますし、お陰で大画面化できたわけですから、恩恵はかなりありますね。

ベゼルがかなり狭くなり、かなりPCライクになった新型iPad Proを観ると、僕のiPad Pro 10.5インチの前面はやっぱり見劣りしてしまいます。

おそらくSmart ConnectorとSmart Keyboard Folioの相性は、旧型より改善している

もうひとつ、羨ましいと思うポイントは、物理キーボードとの相性を改善しているだろうということ。

Bluetoothの接続の必要なく使えるSmart KeyboardはiPad Proで文字打ちするためになくてはならないものとなっていますが、欠点はたまに接続不良になること。接続不良になると、文章の入力が止まり、ソフトウェアキーボードがフリーズしてしまいます。この症状がでると、一旦アプリを終了させて、Smart Keyboardを接続し直すのですが、これがたまにでも起こるのが不満なんです。

新型iPad Proでは、Smart Connectorの位置が変更になっているので、きっとこの辺りの不満を解消してくれる改善がなされたのだと思います。

また、Smart Keyboard Folioは背面もカバーでき、画面の角度を2段階調整できるのでいいですね。この組み合わせで新型iPad Proを使ったら、きっとさらに快適になるんだろうな。

周辺機器と一体感ある構成

Apple Pencilも第２世代に進化していまして、角ばったデザインになり、ダブルタップで機能を切り替えられ、iPad Proの側面に磁石でくっつき充電できるようになりました。

全体として、これまでのiPad Proに抱かれていただろう不満点を全て改善した、まさに「完成形のiPad Pro」になったと言えます。特に本体、キーボード、ペンシルの一体感がいいですね。今のSmart Keyboard、Apple Pencilは取り付け方、充電の格好などがスマートじゃないですから。

でも高い。。。

発表を観て「おお！」となりまして、早速購入に向けて思考が動き出したのですが、現在、なんとか踏みとどまっています。理由は「高い」から。

• 本体（256GB、Wifi＆Cellular）…£1,069（日本では税別12万3,800円）
• Smart Keyboard Folio（JIS）…日本で税別1万9,800円
• Apple Pencil…£119（日本では税別1万4,500円）

全部で17万円（税込）くらいかかります。iPad Proの本領を発揮できる構成にすると、なんと新型Macbook Airより高い！

ちなみに、現モデルと一式をソフマップで売却したとすると、約6万円ですから、差額は10万円以上。まだまだ十分高いです！

コネクタ類も買い替えなければならない

USB TypeCはめちゃくちゃ嬉しくて、接続した周辺機器がパワフルに活躍してくれる未来が見えるのですが、いかんせん現行のLightningコネクタ周りがすでに充実していまして、これも買い替えと思うとちょっと二の足を踏んでしまいます。iPadとモニタを繋いでガシガシ作業したいんですけどね。。。

Apple Pencil（第１世代）はiPad Pro（2018）と互換性がない（可能性が高い）

これは本当なのかどうなのか、Apple Pencil（第１世代）の互換性表記のところに、iPad Pro（2018）の表記がないんですよね。もしその通りだとすると、Apple Pencilも買い替えです。これもなかなか痛い出費。

大型アップデートのあった翌年は完成度が高い機種になることが多い

今年の発表会の盛り上がりを見ていると、やはりApple（もしくはPC企業）にとっての主戦場はタブレットなんだな、としみじみ感じます。Macbook AirとMac miniもリフレッシュされましたが、あまり驚きは多くないです。それはPCの進化が基本的には頭打ちということなのだと思います。一方で、タブレットの進化はとても熱い！思わず購入したくなる魅力的な商品です。

でも、これだけ進化していると、来年のモデルがより成熟したものになりそうだとも思います。多分これから明らかになるだろうマイナス面を潰してくるでしょうし、Smart KeyboardやApple Pencilのカラーバリエーションが増えるかもしれません。

横に新型があったら比べてしまい、羨ましがると思うのですが、現行の10.5インチも引き続き販売されることですし、使用に関して言えば買い替えるほどの動機はありません。Apple Careもあと１年あるので、来年の完成形を楽しみに待とうかな、と今は思っている次第です。

とりあえず予約は見送り。キャリア版と教員価格とメルカリ次第

ということで予約は見送りました。でもこれから購入した皆さんのレビューを観たり、実機を触って購入意欲がますことは十分あり得ます。その時は

• どれだけ安くなるか…通信量込みのキャリア版もしくは教員価格での購入するなど
• どれだけ高く売れるか…周辺機器を全て含めたセットで売って高く売る

で決めたいと思っています。特に、イギリスのキャリアは日本と異なりSIMフリー化が容易ですから、もしかしたらお得なプランがあるかもしれませんので、楽しみにしています。

一方、ひっそりとMac mini（2014）の中古を購入

2014年度版Mac miniの中古をebayで£350購入しました。母艦のMac mini（2011）がいよいよ限界を迎えているからです。OSも最新版にできないですし。今年のアップデートは待ち焦がれていたんですが、結局僕には高過ぎました。僕はそれほど母艦に性能を求めていないし、自分でSSDに換装しますしね。

なので、「発表会を観てMac mini（中古）を買う」という、Appleにとって成功なのか失敗なのかわからない行動をしたことになりました。

iPad Proについては、とりあえずは引き続き現行モデルを愛用していこうと思います。

状況が変われば、また報告します。それではまた。