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【α6400レビュー】α6400とE20mm F2.8(SEL20F28)パンケーキレンズというお気に入りコンビ

【α6400レビュー】α6400とE20mm F2.8(SEL20F28)パンケーキレンズというお気に入りコンビ

こんにちは。technukです。

α6400を購入して1ヶ月半経ちましたので、そのレビューも兼ねつつ、いま特に気に入って使っているパンケーキレンズとの組み合わせについて書きたいと思います。

なお、今回の作例はすべてα6400とE20mm F2.8(SEL20F28)で撮っています。

α6400のいいところ①:軽くて小さくて高性能

α6400はボディー単体で359g。これがめちゃめちゃ軽い。形状はコンデジのように上部がフラットになっていて、全体がとても小さくまとまっています。コンパクトすぎて、大口径レンズと組み合わせると、まるでα6400がおまけのように見えます。この小さなボディーに高性能な中身が詰まっていて、普段したいこと(風景撮影、記念撮影、モノ撮り、テーブルフォト、スナップ)の大抵はこなせてしまうのですから、本当にすごいと思います。とても気に入りました。

地面すれすれで撮影。F2.8なので手前も奥もボケる。
ギルフォードの街並み。F8まで絞っている。

軽さと小ささって、普段使いではとても重要なんですよね。α6400を手に入れてからは、カバンに入れていこうか、やめとこうか、と迷うことなく、毎日持ち歩いています。
毎日持ち歩くから、「あ、いいな」とおもった瞬間にシャッターが切れます。それで満足な写真が撮れる。
α6400は、コンパクトさと性能のバランスが非常に良く、どちらにも妥協していない作りになっています。

パンケーキレンズで撮ったパンケーキ。

α6400のいいところ②:オートフォーカスと高速連写

α6400の性能のうち、特に優れていると思う(というかソニー自身が言っている)のが、AF性能と連写性能です。
人物を検知すると、半押しで瞳にフォーカスしてくれます。AF-C(コンテニュアスAF)にすると被写体が動いていても追尾してくれるので、ミスショットはほとんどありません。また、連写スピードがとても早く、動体の撮影に優れています。
これらは僕の持っているα7ⅱではウィークポイントにあたる部分です。なので、ちょうどカバーできる存在になっています。
落ち着いたシーンで凝った作品をつくるならα7シリーズに敵いませんが、普段使いでこのパフォーマンスは本当にすごい。

α6400のいいところ③:レンズ交換

α6400を「常にカバンに入れる常用カメラ」として考えると、高級コンデジが比較対象になってきますが、やはりそれらに対して有利なのは、「用途に合わせてレンズ交換できる」ことになります。
僕にはα7ⅱ用に溜めてきたレンズ資産があります。これらを流用できるので、例えば望遠レンズをつけたり、大口径の明るいレンズをつけたりして、カスタマイズできるのです。GR3やRX100でなくα6400を選んだ理由もここにあります。現在、その使い方をできています。

【関連記事】α6400をソニーストアオンラインショップで注文(※残価設定クレジットで)

α6400のちょっとダメなところ①:ボディ内手ぶれ補正非搭載

普段は全然気になりません。暗所にも結構強く、ISO感度を上げてもそれほどノイズが発生しないので、シャッタースピードを稼ぐことで手ブレを抑えることは可能です。3200までなら躊躇なくあげますし、6400〜12800までは、場合によって使います。でも拡大しない限り大丈夫です。

でも、動画やマクロ撮影の時はそうはいきませんね。動画はジンバルが必要ですね。マクロは、僕が持っているマクロレンズがレンズ内手ぶれ補正非搭載のSIGMA 70mmなので、α6400との組み合わせではミニ三脚が必要になることが多そうです。

このように、「手ぶれ補正があればなあ」と思うシーンはいくつかあります。

α6400のちょっとダメなところ②:ファインダーの性能が微妙

ファインダー越しの映像と撮った後の写真のデキにギャップがあります(撮った写真の方がいいことが多い)。ファインダーの設定次第なのでしょうか。今のところあまり困っていませんが、ファインダーで覗きながら設定したりするので、イメージと実際の写真が異なるのはちょっと嫌ですね。

α6400のお供「E20mm F2.8(SEL20F28)」

α6400の「持ち出し性能」という長所を活かす存在がE20mm F2.8(SEL20F28)です。

E20mm F2.8(SEL20F28)はいわゆるパンケーキレンズです。つけても大した重量にならず、全然かさばりません。
フルサイズ換算で30mmという画角はとても絶妙で、これまでの作例のとおり、風景も取りやすく、また近づいて主題を強調することも可能です。F2.8なので、近づけばボケます。また、みんなで一緒に自撮りできるし(α6400は180度チルト対応)、動画撮影もしやすいです。これもいいところ。

ブルー・ベルに近づいてみた。F8にして背景のボケはそこそこに
F11。アンダー気味にして葉の緑を強調した

とても使いやすいレンズで、α6400の良さを活かせるレンズだと思います。価格コムの評価は低かったですが、僕は全く気にしていません。

お出かけのお供に

α6400を買って良かったか、と訊かれれば、迷わず「良かった」と答えられます。それくらい気に入って使っています。手ぶれ補正非搭載なので、手ぶれ補正を搭載しているα6500の中古とどちらを買うか迷いましたが、それ以外の性能が素晴らしく進化していて安いので、そうとうコストパフォーマンスが良く、こっちで良かったと思います。

今日も明日も、またα6400をカバンに入れて出かけようと思います。イギリスはなぜかまだ寒めですが、日はかなり長くなってきたので、お出かけがとても楽しみです。

それではまた。

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