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iPad Pro(10.5inch)に飽きない理由と今後のMacbookについて思うこと

iPad Pro(10.5inch)に飽きない理由と今後のMacbookについて思うこと

iPad Proは不要?必要!

発売から時間が経ち、6月にメジャーアップデートの噂もあるiPad Pro。先日発売開始となった新しいiPad(第6世代)がApple Pencilに限定的ながら対応したことで、わざわざProじゃなくてもiPad(もしくはiPad mini)で十分じゃないか?という話や、そもそもiPadもいらないのでは(≒どうせ買うならMacbookなどモバイルノートの方が良いのでは)?という話もあります。

僕自身は、昨夏にiPad Pro(10.5inch)を購入して以来、毎日愛用しています。iPad Proによって仕事のスタイルが変わり、今は手放せないものになっているので、今日は「iPad Pro必要論」という観点で書きたいと思います。
なお前提として、僕はMacも持っています。そのことによる連携のアドバンテージはあると思いますので、母艦がなかったり、WindowsユーザーでiPad Proの購入を検討している場合は当てはまらないこともあるかもしれません。ご容赦ください。

iPad Proの気に入っているところ

  1. タッチ操作に最適化された品質の高いiOSアプリ資産
  2. 母艦の音楽、写真を常に持ち出せる喜び
  3. ネット環境を常に持ち出せる喜び
  4. Apple Pencil+Smart Keyboardのモバイル環境での生産性の高さ
  5. キビキビ動く

1.タッチ操作に最適化された品質の高いiOSアプリ資産

iPad Proで利用しているアプリがあって、特に授業で利用する地理関係のアプリを重宝しています。帝国書院から出ている地球儀アプリはとても便利です。普通の地球儀を使った授業をするよりも、地球儀アプリをモニタに映し出した方が、拡大縮小が自由で、目的の場所を簡単に探せ、生徒たちに視覚的に伝えることができるので便利です。その後、じゃあもっと細部をのぞいてみようか、となったら、Google Earthのアプリに切り替えれば、より多くの情報を手にすることができます。これらを直接画面を触りながら直感的に操作できるところが良いのです。

地理教師として地球儀を持ち運ばなくて良いのはとても嬉しい

このように、iPadにはタッチ操作に適したアプリがたくさんあり、これまで多くの便利なアプリを購入してきました。この資産があるので、なかなか手放せません。

iPad不要論に多く見られるのは「iPadでできてPCでできないことはない」という主張ですが、気に入ったアプリが増えてくると「iPadでないとできない」と思う場面も出てくるはずです。

2.母艦の音楽、写真を常に持ち出せる喜び

以前も書きましたが、これもなかなか便利。音楽や写真も教材として授業で使いますし、仕事やプライベートでも活躍します。

【関連記事】母艦があるならMacBookよりiPad Proをオススメします

Appleの月額サービスを駆使すればMacbookでも母艦のデータと同期できると思いますが、現状Appleの月額サービスはそれぞれが独立したサービスとなっているため、費用対効果がよくありません。Amazonのプライム会員特典くらい、思い切っていろいろなものを統合してくれればいいのですが、難しいのかな。

3.ネット環境を常に持ち出せる喜び

教室にはWi-Fi環境がありませんし、外に外出した時もいつWi-Fiを拾えるかわかりません。無料Wi-Fiには危険もありますし、わけのわからないその場限りのWi-Fiの履歴がどんどん溜まっていくのは結構気味が悪いものです。
その点iPadはSIMが入っているので安心です。いつでもネットにアクセスできます。

4.Apple Pencil+Smart Keyboardのモバイル環境での生産性の高さ

両方とも便利すぎます。状況に応じて使い分けられるのがとても良いです。
ネットの情報をスクリーンショットして、そこにApple Pencilでメモを書き込んで保存する、なんてPCではできません。僕は結構多用していて、これはiPadならではの使い方ですね。一方で、長めの文章を書く必要が出たらSmart Keyboardを接続します。これら一連の動作がシームレスにできるのが大きいです。

Bluetoothキーボードでいいか、と言われたら僕はNoです。それこそMacbookの方がいいです。実際今までBluetoothキーボードをいくつか購入してきましたが、接続の手間と持ち運びの手間、充電の手間があり、定着しませんでした。使いたいときにサッと使える、そのことの大切さをAppleはよくわかっているなと思います。

Proではなく、無印のiPad(+Apple Pencil+Bluetoothキーボード)でいい、という主張は、前提に「iPadはコンテンツ消費がメイン」という考えがあると思っています。仕事道具ということを考えたら、iPad Pro(+Apple Pencil+Smart Keyboard)とMacの組み合わせで考えた方が、互いの長所を活かせます。ちなみにSmart Keyboardの打ち心地はなかなか気に入っています。

5.キビキビ動く

ハードのスペックが高く、キビキビ動きます。Proの動きに慣れているので、無印iPadを触ると遅いと感じます。アプリをタップしたらすぐに立ちあがり、切り替えもスムーズ、電池がよく持つ、スクロールが滑らか、などなど。
先述の通り、iPadでなんでもできるわけではないですが、できることに関しては気持ち良く動いてくれます。
また、iOS 11によるマルチタスクの進化もあり、僕のモバイル環境で求められる大抵のこと(ライトタスク)はiPad Proで事足りるようになりました。

今後こんな風になったらiPad Pro辞めるかも

iPad Proの対抗馬はMacbook 12inchだと思っています。モバイルPCに何を求めたいかによって両者の棲み分けができていると思うからです。
僕はiPad Proによってできることが増えましたが、逆に犠牲にしていることもあります。例えば授業用のプリントを作成する時はMacbook Pro 15inchを使いますし、画像処理、動画処理もMacbook Proです。
現状のMacbook 12inchについては iPad > Macbook ですが、今後Macbookに下記の機能が追加された時は、iPad Proを使い続ける理由は無くなるかもしれません。

  • Mac OSでiOSアプリの快適な利用
  • Apple Pencil対応
  • SIM対応
  • 大量の写真、音楽を同期できるクラウドサービスを無料もしくは格安の月額料金で

MacのiOSアプリ対応ついては2018年中に対応するのではないかと最近噂になっていますね。もしMacでもiOSアプリが快適に使用できるのであれば少し状況は変わってくるのではないかと思います。

もうすぐアップデートがあると思われるiPad Pro。ベゼルレスになったらリッチになりそうですが、使い心地はどうなるのか、不便にならないか気になります。楽しみにしています。

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